野菜の「食べ合わせ きゅうりとトマト」

大阪愛農食品センターです。

野菜の「食べ合わせ トマトときゅうり」ついて

野菜の味や香り、見た目が異なるように、含まれる有効成分にもさまざまな特徴があります。 これらをうまく活かし、複数の食材を組み合わせて食べることを「食べ合わせ」と呼んでいます。 食べ合わせをすると、それぞれのもつ栄養素の効能に変化が生じる場合があります。

サラダなどでよく見る組み合わせのトマトときゅうり。この2つの野菜、実は食べ合わせが悪いと聞いたことないでしょうか。

きゅうりに含まれる酵素、アスコルビナーゼがトマトのビタミンCを破壊してしまい食べ合わせがよくないといわれています。

しかし、酸化型ビタミンCは体内で還元型ビタミンCに変化することが分かり、結果としてトマトときゅうりの食べ合わせは関係ないといわれるようになりました。

夏野菜のトマトときゅうりは、水分も多く含まれており、身体を冷やすはたらきがあるので体温を下げることが可能です。また、朝食をしっかり食べることは、近年深刻化している熱中症対策にもつながります。朝食にトマトやきゅうりを使ったサラダなどを足して、これからどんどん暑くなってきますので、しっかり野菜を摂って暑い夏を乗り切りましょう。