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社会活動

【縁農】山下農園2011年11月26日

場所と実施日

2011年11月26日と2012年1月7日、2回にわたり和歌山県紀の川市の山下農園にキウイ、みかん、晩柑類の収穫縁農に伺いました。
 (理事 谷口)


参加人数

センター、消費者あわせて33名(うち小学生以下は10名)


これ以上ないほどの秋晴れの縁農日和、センター、消費者あわせて33名が参加しました。(うち小学生以下は10名)この日はJRでトラブルが相次ぎバスの出発が少々遅れましたが、紅葉の美しい犬鳴山を経由して10時ごろ無事山下農園到着。


 午前中は早速たわわに実ったキウイの収穫をしました。皆さんパックに入ってお宅に届くあのキウイの収穫前の姿を想像されたことがありますか?キウイは、枝がハウスのフレームにからみながら伸び、人のひざくらいの高さから、背の高い男性が台の上に乗って背のびしてやっと届く高さまで、いたるところにあの茶色の実をつけています。上を見あげるとまさに“キウイが降ってくる”感じがします。壮観です。

山下さんから収穫方法を教えていただき、作業開始。キウイの実は、この時点ではまだかたく、軍手をはめた手でそっと握って手首をひねっただけで収穫できます。幼稚園やもっと小さいお子さんたちも小さな手でいっしょうけんめいお手伝いをしてくれました。ビクと呼ばれる収穫カゴにそれぞれが収穫したキウイを、コンテナに運んでそっと移し、コンテナがいっぱいになるとキャタピラというコンテナ運搬機に積んで畑のそばにある倉庫に運び込まれ、あとはしばらく熟成された後の出荷を待ちます。

10時すぎからお昼までの時間にほぼ作業完了。農園のお手伝いの方から、「これだけ沢山のキウイを一回で収穫できるなんて考えられない!」と言っていただきました。まさに人海戦術!です。
 

キウイ畑で日向ぼっこをしながらお弁当を食べた後は、少し上にあるみかん畑へ。午後は温州みかんの収穫です。山下さんからお聞きしていましたが、みかんの木々の間にまるでトラクターで掘り起こしたような跡が!? 見回すと地面はあちこちボコボコ―。それはイノシシの仕業です。イノシシは土の中の虫を食べるそうで、その時にみかんの根が傷つけられ枯れてしまったりするそうです。このような“獣害”で枯れた木が多く、みかん山の“すき間”が痛々しく思えました。(イノシシはイノシシで生きるのに必死なのでしょうが…)
 

みかんの収穫はハサミを使った「二度切り」です。まず、実が付いている枝を少し残して切り離し、次に実を傷つけないように気をつけながらヘタのスレスレのところにハサミを入れ、残った枝を切り取ります。二度めのハサミ入れは、山下さんの言葉を借りれば「みかんの実の上にハサミを軟着陸させる」ように、慎重に。もしハサミの先端で実を傷つけてしまうと、そこからどんどん傷んでしまいます。
 

よい天気に恵まれて作業は順調に進み、収穫されたみかんでいっぱいのコンテナが軽トラックに積み上げられ、午後3時すぎに作業終了。みかんは私たちにとって最も身近な果物のひとつですが、イノシシとの戦い、山の斜面での作業、二度切り、運搬…と、食べているだけでは見えない産地での苦労を垣間見た想いです。おそらくそれは、愛農の他のみかん生産者の方々にも共通することでしょう。愛農NOAHの共同購入は30数年前に、まず“みかん”から始まったと聞いています。観光の「みかん狩」とは一味違う収穫縁農をまだの方はぜひ来シーズンに体験していただけたらと思います。


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