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大阪愛農食品センターでは、地元大阪や和歌山
を中心に、有機や愛農で繋がる全国の生産者さ
んの農産物を取り扱っています。自慢の生産者
さん達を紹介しています。



のんきいふぁーむ

センター乾の訪問記

(↑)石津大輔さん 1981年産まれの若手生産者です

2012年1月6日、滋賀県高島市針江の『針江のんきいふぁーむ』を訪問しました。まもなくこの針江のんきいふぁーむからもち米を出荷して頂く予定で、圃場見学と挨拶を兼ねて訪問しました。
 針江のんきいふぁーむのある地域は、生水の郷・針江と呼ばれ、古くから発達した水路が整備されています。中には600年以上前からずっと使用され続けているところもあるとのことでした。この水路には大変綺麗で豊富な水が常時流れ、清流でしか育たない梅花藻(ばいかも)が繁っています。この豊かな水系を守ろうと合成洗剤の使用を禁止したり、水田を淡水魚の産卵場にして魚の産卵や成育をたすける「ゆりかご水田プロジェクト」を行ったり、また、日本で最初にGMO Free Zone(遺伝子組換え作物を拒否する地域)宣言を行ったなど、環境を守る取り組みが意欲的に行われているところでもあります。


 

この美しく恵まれた水環境の中で、約60haの広大な水田が広がっています。その内約20haがのんきぃふぁーむの耕作地で、石津大輔さんが中心となって、家族4人と2人の従業員の方の計6人で、農薬・化学肥料不使用のお米栽培を中心とした農業をされています。作っているのは、うるち米、もち米、酒米、黒米、大豆(転作で)など。有機JASと特別栽培(農薬・化学肥料府h使用)です。お餅やおかきの加工品作りもされています。
 家は代々の農家で、大輔さんは6年前に経営していた洋服店をやめて帰農しました。お父さんの時代には生協へ収穫の約9割を出荷していたそうですが、大輔さんの代になって生協1本の出荷を改め、約3割まで比率を下げ、そのかわりにこだわり栽培に合った販路を拓くために、百貨店への出店や様々なイベントへの参加をされています。滋賀のBlueberryFields 紀伊國屋の岩田康子さんとも交流があり、お米を販売するだけでなく、共催イベントをおこなってもいるそうです。
 またできるだけ化石燃料を使わないようにと、散布肥料は購入をやめて、地元で無料で手に入る有機物に替えたということでした。現在ではうるち米は反当たり7俵半(約450kg)の収量(**)があり、収穫は安定しているそうです。

(*)滋賀県での慣行栽培では反当たり8-9俵(530kg)が平均です。

 


生水の郷・針江(しょうずのさと・はりえ)

安曇川水系の伏流水が豊富に沸き出て、その水が生活に活用され、水辺の生活環境の一つの理想形と言われる。湧き出す伏流水は1日約3500トンで、年間を通じて安定した水温(13℃前後)を保っている。集落内に張り巡らせた水路や貯水エリアは、生活の中で巧みに使い分けられており、中には野菜くずや食べかす、使い終わった食器を掃除させる目的で鯉を飼っている貯水槽がある。湧水が集落を通り抜けて琵琶湖に流れ着いて完結するまで、人間を含む生態系が巧みに構築されていて、人間の食べかすが琵琶湖に流れ込むことがない。平成の名水百選(2008年環境省選定飲用水とは限らない/1985年の名水百選と合わせて二百選となる)にも選ばれている。
 

食と農を明日へつなぐ
針江のんきぃふぁーむ
http://nonkifarm.com/




 


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