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大阪愛農食品センターでは、地元大阪や和歌山
を中心に、有機や愛農で繋がる全国の生産者さ
んの農産物を取り扱っています。自慢の生産者
さん達を紹介しています。



苺(いちご)生産者 宇都宮 悟さん

苺栽培を始めて30年。「毎年が百姓1年生」

宇都宮悟さん

宇都宮さんは苺とお米を栽培しています。田も畑も30年あまり土壌消毒はしていません。
無理はしない栽培スタイルで、EM菌や納豆バチルス系を活用 して雑菌を抑制しています。
堆肥は自家製です。ここ7年ほどは大きな失敗をすることが無くなっているそうです。
出来上がった農作物もその内容は客観的な データで裏付けられています。
有機野菜・果物のデータを採集している会社の依頼で分析したところ、
硝酸態窒素は全国平均の1/8で糖度は1.3倍。

【宇都宮さんの苺について】
品種:さちのか

栽培歴:育苗期間
化学農薬の使用回数:12回(慣行栽培の60%減
※慣行栽培では平均20回科学農薬を使用
(2016年現在)

小松島の有機農業フェスティバルに出してみたところ、
抗酸化力が普通の苺より飛び抜けて大きいと言われて
とてもうれしかったとおっしゃっていたのが、印象的でし た。


主に出荷して頂いている農産物

苺(いちご)


生産地訪問レポート

愛媛県西予市宇和町の生産者団体「百姓いっき」の
苺生産者・宇都宮悟さんのお宅へ訪問しました。

早速、苺を栽培しているビニールハウスへ。
7棟ある内の一つに入ってみると、とても暖かく、苺のいい香りがしてきました。
「そのへんのおいしそうなの 取って食べていいよ。」と言っていただいたので、
早速1つとって食べてみると予想以上の甘さでびっくり!

いちご


当日の苺の糖度は約11度から12度。天気が良けれ ば13度くらいまでは上がるそうです。
地面はほとんど黒いビニールで覆われていたのですが、とてもふかふかしていました。
めくってみると、もみ殻がびっしり。このもみ殻が追加で散布される肥料と一緒になって、
来年の土になるのだそうです。

宇都宮さんと苺の畝

ハウス内にはストーブが置いてあるのですが、今季はかなり冷え込んだにも関わらず
暖房の使用は2回のみで 済んでいるそうです。これは土の中の微生物が活発に働いて
土の中の温度が高く保っているためだそうです。

宇都宮さんは苺栽培を始めて30年、
試行錯誤を繰り返しながら、近年やっと収量が安定してきたそうです。
一度体を壊されてから、体に無理のない農業を心 がけておられます。
「無理のないこと」それが同じように土にも、苺にも言えるのではと、
農薬の使用も育苗の時期に限って仕方のない回数を使用するにとどめ、
花がつき始めてからは一度も散布はしていません。

この農薬の「仕方のない回数」というのは、
実はハウスの周りを水田に囲まれている環境に理由があります。
苺の育苗の時期が、丁度田んぼの土おこしの時期と重なってしまい、
土起こしの影響でその時期どうしても虫が大量に発生してしまうため、ということでし た。
定植してからは微生物を利用した土作りの結果、とても順調に成長し、
体力がつくせいか多少の天候不順も乗り越えれるくらいの強い苺の株に育っていくそ うです。

栽培に力を入れられている一方で、販路を探すことにも時間を割いてこられたようです。
農業を始めたころは自分で大阪のスーパーや商店を回り、
営業もされたりしながら大変苦労されて今があるようです。

そんな中から作ってきた人と人との関係をとても大切にしておられます。
「毎年が百姓1年生だからね」と最後は笑っておっしゃっていました。
30年も苺作りをされてきて、なおまだまだ学ぶことが多いと感じておられるようです。

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