ホーム > オーガニックライフを楽しむ > 産地・生産者情報 >さんさんファーム 宮下彰

大阪愛農食品センターでは、地元大阪や和歌山
を中心に、有機や愛農で繋がる全国の生産者さ
んの農産物を取り扱っています。自慢の生産者
さん達を紹介しています。



さんさんファーム 宮下彰

ご紹介

2011年7月22日から23日にかけてセンターの農産仕入れ担当者の久井と乾とで長野県の生産者を訪問しました。今回は長野県の南部、下伊那(しもいな)郡というところで、果樹と養豚をグループで運営されている「さんさんファーム」の宮下彰さんをご紹介します。

さんさんファーム宮下彰さん

宮下さんはこの秋から紹介します、新しい梨の生産者さんです。本当に謙虚な方で驚きました。

 

「この道も30年のベテランなのに、なぜ素人同然の私に対して、すごく謙虚で丁寧な対応ができるのだろうか?宮下さんくらいの年になったら、宮下さんのようなひとになりたい。」出会って数分でそう感じました。お話をしていても、“辛い”や“しんどい”などの言葉は一回もでてきません。本当はしんどいこともあるのかもしれないけれど、苦にされていないのでしょう。とても魅力的な方です。

さんさんファームは、農地の荒廃や生産者の高齢化といった今の農業が抱えている問題に直面し何かできることはないだろうかと 考え結成された若手農家の集まりです。果物栽培に畜産を加えた地域循環型の農業により、環境に配慮しながら安全でおいしい食材の生産に取り組むことを目指 し、がんばっています。


出荷して頂いている農作物

梨:二十世紀
洋ナシ:ラ・フランス など。

さんさんファームでは下記の作物も栽培されています。
農作物:桃、梨、洋ナシ、りんご、プルーン、加工用の柿・サツマイモ、飼料米など
養豚の加工品:黒豚の生肉、ソーセージ。
果物の加工品:市田柿、干しいも、干しりんご、ジュースなど


さんさんファーム訪問レポート

果樹園を案内してもらいながら、今年の果樹についてお聞きしました。虫の被害が少しずつ出始めているということで、8月からの状況を心配されていま した。実の成りは、春先の低温の影響で開花後の作業の摘果や袋かけなど、全てが予定より遅れているそうです。おそらく、収穫も遅れるだろうということでし た。宮下さんに限らず、やはり、今年はどこの産地でも果樹の出荷は1週間程度の遅れがでているようです。虫害の心配を除けば、比較的順調に育っているよう でした。

さんさんファーム

 ところで、さんさんファームさんで、順調に育っているのは作物だけではありません。
実は、少し前に愛農学園農業高等学校の卒業生がさんさんファームさんに入社し、今がんばっておられるそうです。その方とお話ができればよかったのですが、とても忙しい時期にお邪魔したこともあって、今回は残念ながら、お会いすることはできませんでした。


さんさんファームについて

さんさんファームさんは、地元松川町で遊休農地化や宅地化が進む状況を憂いて、「何とかしなければ」という想いで立ち上がった生産者グループです。 広い視野で、環境に配慮した栽培をされていて、肥料はグループ内で行っている畜産堆肥を使っています。農薬は安全性と環境に配慮したものを選び、なおかつ 最低限の使用に止めています。

【二十世紀】
下伊那の慣行栽培で防除回数37回のところ、宮下さんは4回、
洋ナシ:同34回のところ、宮下さんは6-10回です。

いろいろなお話をする間に、宮下さん自身が、さんさんファームのことだけを考えているのではなく、有機農業のこと、後継者不足のこと、日本の農業の 将来のことも考えられていることがわかりました。今年はさんさんファームの梨と洋ナシを宮下さんの栽培にかける思いと一緒に、会員のみなさまにお届けした いと考えています。

2011/8/4 センター 乾 竜介


関連するページ


一覧に戻る




メールでのお問い合わせ
ページトップへ