脇田さんは3反の圃場に2反のハウスがあり、経営の中心は、トマト栽培です。トマトの木をこまめに剪定したり、与える水を上手に調節することで、トマト本来の甘みをじっくり引き上げる栽培方法をとられています。また脇田さんは出荷するなら完熟トマト!というこだわりがあるため、脇田さんのトマトはとても甘いのが特徴です。
また、ブルーベリーの果樹園を持ち、夏の終わりごろから出荷が始まります。
この他、年によって色々な作物を栽培されることがあります。例えば、紅小玉スイカ・大根・秋のきゅうりやウスイエンドウなど。

トマト、ミニトマト(アイコ)、ブルーベリー
トマト栽培で苦労されているのは、シルバーリーフコナジラミが媒介となって発病する『黄化葉巻き病』の問題だそうです。トマトの葉が黄色く変色して丸まって枯れるトマトの病気です。コナジラミは点のような虫ですが、苗や人について伝播します。一旦侵入するとどんどん増えます。さらに発病の潜伏期間は一週間から3ヶ月あるようで、一見コナジラミが居ない状態に見えても潜伏期間を過ぎると発病しだすということがあるそうです。シルバーリーフコナジラミは繁殖力が強いため、ハウス単体で消毒を行っても、近隣のハウスからすぐ侵入してくる心配があります。消毒は地域一斉に行わなければ効果が薄いとのことで、町の指導で季節ごとに一斉消毒を行っています。脇田さん自身は消毒をしたくないのですが、周りにはたくさんのハウス栽培をされている方々がおられるので、迷惑をかけないためにやむなく1回から2回、トマトの開花時に消毒を行うことがあります。(2009年までは地域全体で協力して散布していましたが、2010年からは自由になり、9月現在散布はしていません)
例年ですと塔原の露地ものきゅうりが終了する9月中旬以降、きゅうりの取り扱いも終了するのですが、今年は10年来のお付き合いのある生産者の脇田さんが、10月-11月出荷可能なきゅうりを栽培してくださっているとのことで、取材に行ってきました。(9月24日)
脇田章吉良さんは、和歌山県印南市で、トマト、ミニトマトアイコを中心に作られている生産者です。土作りからトマトによい条件を考え、「完熟出荷」にこだわっている脇田さんのトマトは甘くて人気です。
この夏、1反のハウスにきゅうり苗1000本を植えました。暑さで2割程が枯れてしまったそうですが、残りは順調に育っていて、すでに日に数十本の収穫が出来る状態ということでした。栽培は、化学肥料、化学農薬を使用せず、有機質堆肥を使っています。今のところ病気もなく、虫も少なく、順調に育っています。出荷の見込みは11月末頃までです。


現在主流の「ブルーム(果紛)レスきゅうり」ではないので、お届けするきゅうりはうっすらと粉状のものがついている場合があります。また、寒くなってくると生長が鈍り、細くなる場合もあるとのことです。生っているきゅうりを1本、試食させて頂いたところ、皮は柔らかく、ぽりぽりと歯ごたえよく、すっきりとした味で、おいしいきゅうりです。
ミニトマトアイコは、11月末頃から出荷の予定
苗から腰ぐらいの高さに育っています。これから手(支柱)を立てていきます(一人で1週間以上の作業です)。花が咲き始めていてもう少し咲くようになったら受粉用の蜂をハウス内に放す予定です。今年は株元をビニールマルチで覆うか、除草の手間を覚悟でバジルやミントを混植するか、悩んでいますとのことでした。

ブルーベリーは今季終了
ブルーベリーは収穫を終了しました。今年はカイガラムシの大発生に苦労しました。来年も沢山実をつけてくれるように祈っています。
