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大鹿村ツアー

 こんにちは、会員受注と配送を担当しています中平です。

7月29日?7月30日の2日間でまぁのさん主催の大鹿村ツアーに宮脇、増井、中平の3名と会員様2名で参加致しました。大阪愛農からは5名の参加でしたが、様々なこだわりを持った会の皆さんが参加しており、総勢25名ほどで目的地である大鹿村に向かいました。

 当日は朝8時に梅田からバスで出発し揺られることおよそ6時間、私は外の景色がトンネルを通るたびに都会から、山の景色への移り変わりを楽しんでいました。大鹿村は長野県の南アルプスの麓にあり、その山を越えると山梨県の県境にあります。

 到着すると迎えてくれたのが、土屋道子さんと言う方です。ご紹介させて頂きますと、2年ほど前に亡くなられた青木清さんのご夫人でご結婚当初から別姓で過ごされているそうです。道子さんから大鹿村について案内をして頂きました。

 大鹿村は山間部に位置し夏場でも日中の温度は30度(28度ほど)以下で夜は少し肌寒かったです。ちなみに冬場はマイナス15度まで下がりますが、南アルプスで雪雲が遮断されるので村には滅多に雪は降らないそうです。牛は暑い所が苦手なので、夏場でも気温が上がらない大鹿村は牛舎を建てるのに最適との事です。

青木清さんの牛舎は、息子の連さん、娘の香糸さん、お母様の道子さん、家族一丸となり牛舎を切り盛りされていました。牛舎を訪問した前日にお産部屋から、仲間入りした子牛たちが元気に歩き回っており、鳴き声をあげ母牛を探していました。

 牛のストレスフリーな環境作りのため、以前は一つの部屋に6頭入れていたのを、現在は4頭に減らしゆったりと過ごせるようにしているそうです。

牛舎に必ず付いている扇風機には重要な意味があり、暑さに弱い牛の対策の他、糞尿を乾かしアンモニア臭を飛ばしている役割もあるそうで、地面から顔が近い牛のために拘っているポイントです。アンモニア臭の臭いを嗅ぎながら育った牛はお肉が美味しくないとの事です。

 福沢さんは大鹿村で酪農を営んでいる酪農家を支えるためにほとんどボランティアでの集乳の傍らご自身も酪農と肉牛を営んでいましたが、残念な事に酪農家の減少とともに私たちが訪問する数ヶ月前に大鹿村には酪農家は全滅してしまったそうです。福沢さんの牛舎は酪農をしていた名残から、一頭ごとに広々とした空間で飼育されていました。

 福沢さんも青木さんも牛への愛情が深く、どちらの牛も毛艶がよく、キレイな毛並みをしていました。私たちが近づくと牛は首を長くして匂いを嗅いだり、舌で腕や鞄をペロペロと舐めに来ます。その目はキラキラしている目で本当に可愛く思いました。

 センターで取り扱っているアルプス牛のふるさと大鹿村は、日本で最も美しい村連合の一つに加盟しているそうです。

 南アルプスの美しい自然、美味しいお水、そんな素晴らしい環境でのんびりと育った牛肉は頬が落ちるほど美味しいです。

 ですが、大鹿村の畜産農家の減少や子牛の買取価格の高騰で経営は厳しいとの事です。

 皆さんの少しずつのお肉のご購入で、福沢さん、青木さん、美しい大鹿村を支えていければ思っています。よろしくお願い致します。

営業推進課 中平


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