ホーム > オーガニックライフを楽しむ > 有機コラム >今年も 生産者旅行に行って参りました。

有機生産者をとりまく状況から有機野菜の活用方法まで、
幅広い話題でコラムを掲載していきます。

今年も 生産者旅行に行って参りました。

  2016年11月5日 生産者旅行で山田牧場に行ってきました。前回収穫感謝祭で2014年10月に訪問させていただいてから2年の間に、山田牧場はずいぶん変わっていました。
前回は子供をつれて参加したので乳搾りや手作りブランコなど楽しませてもらいましたが、今年9月に酪膳レストランをオープンされていました。酪膳料理とは、牛乳と和食を組み合わせた料理です。たとえば、チーズをつくる過程でできるホエを味噌汁の中にいれると、こくででて塩分を減らせれるので高血圧の方によいといわれていました。レストランで食べたランチは本当においしく、メニューはチーズのせハンバーグや生ハムをそえたクワルクチーズ、デザートはレアチーズケーキでした。
 
 
お土産にヨーグルトやバームクーヘンを購入して帰りましたが、家族にも好評でした。山田牧場はもともと京都でされていましたが、今から43年前に滋賀県信楽にうつり、山田牧場オリジナルのノンホモジナイズ低温度長時間保持殺菌牛乳(牛からしぼったそのままの状態に近い牛乳)を宅配販売されています。昔はクリームが浮くので腐っているといわれ、よく苦情があったそうですが、今では本当においしいと評判です。また酪農教育活動もはじめ、子供たちを集めて牛のこと、牛乳のことを伝えておられます。
 
 
山田さんはまだまだイタリアにチーズの修行に行きたいなどいろいろな夢をお持ちです。来年は収穫感謝祭を山田牧場でさせていただく予定になっていますのでまたどんな牧場になっているか、伺うのが楽しみです。
 

   
 〒529-1812
滋賀県甲賀市信楽町信楽町神山2077  

秀明自然農法しらさぎの里 訪問レポート

  

山田牧場さんに訪問した後、車で20分ほどの、澄んだ空気と小川が流れ自然豊かな場所にある「秀明自然農法しがらきの里」に見学に行ってきました。駐車場から小川沿いを歩くと田畑が広がり、趣のある茅葺の古民家が目に飛び込んできました。この古民家は10年ほど前に琵琶湖の湖北地方の長浜より移築したそうです。

 

圃場を見学する前に、古民家で自然農法についてお話をお聞きしました。その中でプチトマトの腐敗実験で実際に現物を見せていただき、慣行農法と自然農法では痛むスピードが全然違うのには驚きで、慣行農法のほうれん草や小松菜は化学肥料を使うので窒素分が高くなり、えぐみが出てきます。自然農法では窒素分はほとんどありません。葉っぱの色をみると一目瞭然で化学肥料を使えば緑が濃くなり、そうでないものは黄緑色です。栄養価にも違いがあり、ビタミンCが多く、抗酸化作用も糖度も高いというお話で、実際にスーパーで買ってきた小松菜と秀明さんで獲れた小松菜で葉っぱを絞り数値を比較すると硝酸態窒素2400ppmと600ppmと明らかな違いがありました。難しい話もありましたがとても勉強になりました。

 

その後、圃場を見学しました。ここは朝晩の温度が平野部より5℃低く農業するには厳しいが、温度の差が激しい分味はのります。ただし収量は難しいようです。圃場を案内していただいたなかで驚いたのは、畝に指を入れるとスーと入り、やわらかかったことです。里芋や大根など、どの作物もイキイキと育っていました。堆肥や土づくり等興味深い内容で勉強になり、昨今農産物には厳しい天候が続いていたりしますので当社の圃場にも自然農法の良いところを取り入れていければと思いました。


「秀明自然農法」とは、
自然農法は岡田茂吉(1882?1955)が提唱した自然農法で、自然の堆肥以外の些かの不純物も混ぜることなく、土を清浄化し土自体の力を発揮させる農法です。
「自然がすべてを教えている」と岡田氏が述べているように、この農法の理念は自然尊重、自然順応であり、清浄な土、自家採取された種子、生産者の作物への愛情と大地への感謝を大きな特徴としています。
 


一覧に戻る



メールでのお問い合わせ
ページトップへ