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広島東城 野菜の里訪問

 大阪から車で走ること5時間、山の細い道を抜けた先に広がる東城野菜の里。遅い秋の訪れに色づき始めた山々に囲まれ、のどかな畑や田んぼが並ぶなかで鶏舎からの鶏の声だけが響きます。
 センターとのかかわりは創設当初から、そんな歴史ある東城野菜の里に初めて訪問させていただきました。
 
 
 到着すると代表を務めておられる瀬尾さんが笑顔で迎えてくださいました。
東城からは、会員の皆様にもご予約いただいている愛農米が年間を通して届けられます。
この地域では農協が放射能検査、残留農薬検査、土壌検査等を全て行ってくれるそうで、安心安全なお米を自信をもって提供できますと胸を張る瀬尾さん。「なんにしたって土が大事ですよ、空気や水がよくたって土がよくなけりゃいいものはできません。農薬や除草剤が出始めた50年前、初めて農薬を買ってきて一回使ってみると田んぼに入った時に具合が悪くなったので、使うのをやめました。それ依頼一度も使ってませんからね、肥料にできるくらいいい土だって言われてますよ。」食味も抜群で手間暇をかけた貴重なお米を、手ごろな価格でご提供いただいているのは本当に感謝だなあと思います。
 
 
里の土が生み出すのはお米だけではありません、様々な野菜の栽培や養鶏も行っておられます。今年は特に全国的に野菜の収量が安定しないので、需要が高まりひっぱりだこだとおっしゃっておられました。センターもご多聞に漏れず、臨時でキャベツや小松菜を納品いただきとても助かっています。普段は送料が高いためなかなか流通に乗せるのが難しいのですが、品質も素晴らしいものが多いので今後は野菜の方面でもお取引ができないか検討中です。
 様々なことに挑戦されている瀬尾さんですがその中でも力を入れておられるのがエゴマの栽培。エゴマに含まれるαーリノレン酸(オメガ3脂肪酸)は中性脂肪、悪玉コレステロールの減少を助け、脳の神経伝達をスムーズにするなど様々な効能があると言われています。「収穫は手作業でたたいて実をおとすからもう大変ですよ、夏なんて一日中やってたらひっくり返りそうになる。でもね毎日エゴマを食べてるから一日寝たら元気ですよ。体重も5kほど落ちてね、先日体内年齢を量ったら52歳でした。」と高々に笑う瀬尾さんご夫婦はもう80代を迎えられているとは思えないほど元気いっぱいです。瀬尾さんいわく一日に3?4グラムのエゴマ油とエゴマパウダーを大さじいっぱいほど食べるのがお勧めだそうです。センターでもご案内させていただいているエゴマ油とエゴマパウダーは決して安いものではありませんが、瀬尾さん夫婦を見ているとその価値はあるなあと実感します。
 この静かな里で生み出される、お米、野菜、加工品にはそこにしかない人の温かみと元気が詰められてセンターまで届けられているのだなと
感じ、そんなことを思いながら食べる新米のおにぎりは一味違った味がしました。
 
MD部農産チーム 杉本
 


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