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日本総合医学界 放射線被ばくの真実

  日本総合医学界主催の「放射線被ばくの真実(原発のない健康社会を目指して)の講演会に参加させていただきました。
 小若順一さん、大杉幸毅さん、西尾正道さん、槌田劭さんの4人の方のお話と最後にパネルディスカッション、質疑応答で終わりました。
 まず、小若さんは2012年から3年間かけてチェルノブイリ事故原発の内部被ばくの調査結果を発表されました。当初は孫世代への遺伝子影響が主目的だったのですが、多くの子供たちに見られる足の痛み、頭痛を見るうちに食べ物を変えることで症状が改善できないか調査目的を変更されました。その結果、土壌汚染の濃い地元の食材で自給自足をしていた食生活を止めて、根菜、肉、牛乳を支給したところ、2か月後くらいから、劇的に症状が改善されたとのことです。同時に畑にカリウム肥料をまいて根菜へのセシウム移行率を下げたり、放牧している牛にセシウム汚染の少ない穀物飼料に替えたりしたところ、住民の健康状態がよくなったそうです。
大杉幸毅さんは小若さんに同行して、チェルノブイリ原発事故のあったウクライナで子供たちの治療にあたったお話しをされました。頭、足、首、ひざなどの痛みを抱える子や、四肢麻痺の子供があまりに多いのに驚かれ、その子供たちと保護者に血液循環法セミナーと治療をしたところ、ほとんどの子供たちに効果があったそうです。(血液循環療法とは日本で発明され、悪いところを指で直接押して循環をよくして直す療法です。)
 西尾正道さんはガンセンターで放射線治療をされていた方で、放射線への人体への影響量を表す単位としてシーベルトという単位を使用していることの危険性を訴えられました。シーベルトを使用することで、内部被ばくを隠ぺいし、内部被ばくが過少評価されるとのことです。
“外部被ばくは、マキストーブにあたって暖をとること、内部被ばくはその燃えているマキを小さく粉砕して口から飲み込むこと”を例に出されていました。
 最後の槌田劭さんは1973年の伊方原発訴訟に参加して敗訴した経験を話されました。
 人間は自分に都合のよい話に耳を傾けて、真実よりも願望にあった話にだまされる方が多く(過去の戦争もそうでした)フクシマは二度目の敗戦であり、何故こんなことをおこしてしまったのか考える必要があり、この右肩さがりの世の中でいかに自分らしく生きるかが大事だと訴えられました。
放射線被ばくの事は、福島の事故の後で、新聞で読んだりして、外部被ばくの怖さは意識していましたが、内部被ばくの事は今回の講演であらためて、意識しました。体内にとりこまれた物は、なかなか体の外には出ないとのことです。原発のかわりに、今は化石燃料を消費しながら、火力発電所などが主に稼動しており、これも又よくない状況です。電力のない生活には戻れませんが、何かできることはないか、考えていきたいと思いました。
会員事業部 受注チーム 増井


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