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【塔原つうしん】岸和田市塔原の風景をお届けします

夏野菜のしたくが始まっています

イヤホンから流れてくるラジオを聴きながら畑に向かっていると、ふと鼻にするみかんの花の香り。庭のてっぽうゆりの蕾を見ても、今年は確かに季節が遅れていると感じます。


 筍やわらびの旬を過ぎると始まる夏野菜の作付けは少々てこずりました。桜の花がほころび始めた頃から続いた梅雨を思わせるゲリラ豪雨に加え、突然の強風。塔原に適しているので作付面積の多いナスをはじめ、ピーマン類、里芋類などは定植はおろか、畑に入っての作業が手際よく行かず、例年より1週間から2週間遅れた生産者も少なくありません。その後も少雨と朝晩の冷え込みに極端に生育が遅れ、さらには発芽から生育が遅れることによる虫の食害、いつもなら空に向かって大きく育つオクラも何度も虫と低温によって枯れ、まだ本葉まで展開していません(泣)。


 年々、適作のタイミングが短くなるように思うのは私だけかな?それでも、冬の農作業が少ない時期の畑への堆肥施用。落ち葉やもみがら、ぬかや鶏糞などを気長に積んだ自作堆肥の手の感触は、そんな悪天候も吹き飛ばしてくれそうな気がしますが、なかなかどうして重労働!?わが家も落ち葉集めの時は長男を駆り出したものです。


(↑)2012年5月6日の塔原の様子。夏野菜の栽培に向けての準備が始まっております。

 

さて、私がみかんの花の香りで連想するのは田植え。筍掘りくらいから、どの生産者の畑にも週末は子供さんやお孫さんがせっせとお手伝いをしている姿が見受けられます。田植えともなれば、もっとにぎやかになる事でしょう。社会現象とも言える高齢化は塔原にも例外なく訪れていますが、町ぐるみで取り組んできた有機農業のエッセンスは間違いなく、そんな人々に伝えられていると思います。


さて、ではどう目覚めさせられるか・・・?就農してからなかなか手のかかったわが子も少しずつ自立し、すこしだけゆとりのできた私たち世代が、今度はその方法を手を変え品を変え編み出さなければならないと日々思っています。まずは良質の堆肥作りから(^o^)/そんな事も考えています。(堀田直子:塔原生産者)


堀田直子さんの紹介

4月28日に万博公園で開催された「ロハスフェスタ」にご参加頂いた際の堀田直子さん。この日は爽やかなブルーのワンピース、素足にサンダル、おしゃれな麦わら帽とふんわりとした感じで「森ガール」ならぬ「里ガール」ファッションで参加。また販売ブース横で塔原生産者としてプチトークショーを開催。新規就農を目指す方へのエールや、現在の農業の話、有機農業の大変さなどをお話し頂き、短い時間でしたがいろんな話をお伺いすることができました。(センター葛上)


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