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有機生産者をとりまく状況から有機野菜の活用方法まで、
幅広い話題でコラムを掲載していきます。

福島県・愛農会義援金について

第1回:福島県・愛農会義援金の報告

ウイークリー044号で福島県在住の愛農生産者に対する義援金を呼びかけましたところ、消費者・生産者・センター社員336人から1,314口1,314,000円の浄財をいただきました。本当にありがとうございます。いただいたご厚志は(社)全国愛農会に5月10日に振り込む予定です。


会員の方からの問合せもあり、愛農会事務局長の山本さんに義援金の使い方についてお伺いしました。当初、愛農会の呼びかけでは、愛農会に避難されてこられた方々の今後の生活に必要となる経済支援にも使うこともあると案内しておりました。3月下旬に中部地方の新聞掲載によって集まった義援金でその分はまかなえましたので、センターに集まった義援金は福島の生産者に直接あてられるということでした。その配分などについては愛農会内および福島生産者の皆さんと話し合って決められるそうです。


現在、先日ご紹介した福島生産者の皆さんは農業を続けられているそうですが、農産物の販売も含め、今後どのような状況になるかわかりません。一部のスーパーや地域では、被災地の応援ということで、出荷制限がされていない農産物の買い上げ・販売をしておりますが、センターとしては独自に放射線量を測定できない限り、会員の皆さまに関東圏(福島県含む)の農産物をお届けしない方針です。


今回の呼びかけに対して、会員の皆さまから多くのご意見・ご質問をいただきました。その一つが「義援金募集を何度も行ってほしい」ということでした。今後、あらためて義援金の募集をさせていただくこともあるかと思います。また「いつも清野梨園の梨を楽しみにしていました。清野さん単独での義援金募集はありませんか?」という問合せもありました。それも合わせて今後の呼びかけを検討して行きたいと思います。よろしくお願い致します。
 


第2回:福島県・愛農会義援金の報告

ウイークリー061号で第2回「愛農会義援金」の呼びかけをいたしましたところ、消費者・生産者・センター社員80人から250口250,000円の義援金をいただきました。本当にありがとうございます。いただいたご厚志は(社)全国愛農会に6月14日に振り込みいたしました。
 

第1回目の義援金についての報告記事が、月刊『愛農』誌に掲載されておりましたので、一部ご紹介いたします。(下記「義援金のお礼」)
 

今後も末永い支援が必要になります。今年の夏ギフトでは6月いっぱいの申込みについては売上の5%を何らかの支援に活用しますとセンターから提案させていただきました。ほかにはどんな支援の仕方・アイデアがあるでしょうか?会員の皆さまからのご提案もお待ちしております。


義援金のお礼(月刊『愛農』誌より)

この度は全国愛農会を通じ、私たち福島県の愛農会のメンバーに対して多くの義援金を頂きましたことを心より感謝申し上げます。
 福島県愛農会のメンバーは「中通り」と呼ばれる地域で耕作しており、放射性物質が比較的多く降った場所のため、対応に苦慮しています。5月23日現在、出荷規制がされている農産物やその地域はだいぶ限られてきましたが、未だに葉物やブロッコリーなどが出荷できません。これから収穫を迎えるサヤエンドウや、キュウリ、ナスなどの夏野菜も通常通り作業していますが、基準値を超えれば出荷することができず、私たちの野菜を待っているお客さんにも届けられなくなる可能性があります。お米も同様に自分の作った米が、出荷はおろか家族にも食べさせられない可能性もあります。
 ただ、自主的に検査機関に依頼した結果は基準値を超えず、玉ねぎなどは検出限界(5ベクレル/kg)以下であり、作物によっても吸収する度合いが違うことが分かってきました。また、よく洗えば激減することもわかり、見えない放射性物質の正体が次第にとらえられるようになってきました。   ・・・・(中略)・・・・
 安全安心の看板を傷つけられた私たちからは、お客さんが数多く離れてしまい、これからどんな看板を掲げてアピールしていけばよいのか不安な日々が続きます。農業を取り巻く環境はただでさえ厳しいのに、さらに放射性物質のハードルが付け加わってしまい、道はますます険しくなる一方です。
 農作業の手を止めてふと天を仰ぐ時、今回遭遇した困難の大きさに自分の非力さを感じます。しかし、忍耐は希望を生むことを信じ、耐えつつ農業を続けたいと思っています。この度のご支援に重ねて御礼申し上げます。

 

近藤 恵(二本松市)



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