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有機生産者をとりまく状況から有機野菜の活用方法まで、
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福島県・愛農生産者の状況

全国愛農会が訪問

ゴールデンウィークを利用して(社)全国愛農会の山本事務局長が福島県の生産者を訪問したということでしたので、電話で状況をうかがいました。4月28日から30日まで、田村市→郡山市→二本松市→福島市をまわられたとのことです。


野菜と放射線量に関する報告

放射線量や地域によって状況や対応は異なるとのことですが、およそ次のような報告を聞きました。まず米づくりについてですが、作付けするようにしたとのことです。しかし野菜については放射線量がなかなか下がらず、政府が決めた野菜の暫定基準値である500ベクレルを超えた分析結果が出たということもあって、夏野菜の作付けができない状況ということです。野菜生産が主力の生産者には八方ふさがりで、今後の見通しも立たないために大きなジレンマを抱えているとのことでした。米づくりの生産者にとっても、作付けしたはいいが、秋になって実った米そのものの放射線量が基準値を超えていれば出荷はできないため、不安な気持ちを抱えながらの米づくりだということです。それ以外にもちろん風評被害も大きな不安要素のひとつです。
また、愛農会が有機認定している二本松市の有機生産者は10人いらっしゃるということです。有機の基準には放射線についての規定がないため、法的には有機認定を継続することができたとしても、心情的に有機認定を続けられるかどうか、むずかしい状況にあるそうです。
センターにも長芋や黒米などを出荷してくださっていた二本松市の愛農生産者・丹野喜三郎さんは、長野県上田市に受け入れ先が見つかり、移住するとの連絡が愛農会に入ったそうです。



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