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関東圏産野菜の取り扱い方針

支援はしたいけれど……

先日、センターとも深い繋がりのある福島県の愛農生産者から電話があったと仕入れ担当者から報告がありました。「がんばって栽培した長いもを出荷したいが受け取ってくれないだろうか」との頼みだったといいます。この連絡を受け、社員全員で真剣に協議をしました。生産農家さんの今の苦境とお気持ちを思うとなんとか受け取って生産者を支援することができないだろうかと考える一方で、会員のいのちの食をまもるというセンターのもう一つの使命にも思いを巡らせます。両者への思いの間で逡巡しながら、それでも、申し訳ない気持ちとともに、今回はお断りをしました。


現状と方針

現在、センターは関東圏(福島県含む)の野菜は取り扱っておりません。水産物も三陸沖や茨城県沖産のもので、震災後漁獲されたものは入荷していません。今後についても、センター自らが安全を確認できない限り仕入れはしないという方針です。放射線量測定器も信頼できる製品の入手が引き続き困難な状況で、センターが自ら安全確認が出来る体制ができあがるまでにはまだ時間がかかりそうです。これによって端境期にお届けできなくなる農産品等が発生する可能性がありますが、生産者との連絡を密にし、少しでも確実にお届けできるよう努力してまいります。

 

2011年4月25日

株式会社大阪愛農食品センター

代表取締役 山下逸喜


会員様からのご意見

  • 泉南郡I様より
    福島県の長芋を断った件、読ませていただきました。議論の結果とのことで今更言っても仕方のないことながら、私としては今すでにできあがっている地中の野菜は、安全だと思います。これが葉物であれば安全ではないだろうと思いますが。来年、再来年の長いもは必ずしも安全とは言えないと思いますので、今ある長いもを売って頂いてもよかったのではないでしょうか・・・(きっと消費者が買わないだろうと思われたのでしょう。それも大いにあり得ますが)日々難しい判断をして仕入れていらっしゃると思います。ご苦労お察しします。
     
  • 吹田市O様より
    福島の長いものお話は、心の重いお話です。つらいです。私個人としては買おうと思ったのですが。この先どれぐらい経てば安全なのか、見通しは全くありません。心落ち着きません。
     
  • 高槻市N様より
    東日本大震災による原発事故、放射能汚染、先の見えない原発の収束。近隣の農家や酪農家の方々の事を思うと言葉が出ません。特に労力の多くかかる有機栽培を行われている農家の汗の結晶である農作物が出荷できない事は身を切られる思いだと思います。私は60歳をいくつか過ぎました。ガイガーカウンター(放射線測定器)の数値を記入して下されば、注文したく考えております。
     


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