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夏野菜のお届けの基準について

野菜のキズは「かさぶた」にあたるもの

以前のコラム「風による野菜の『スレ』は有機ならでは!」で有機農産物特有の「スレ」によるキズのことを紹介しましたが、キズは「スレ」だけではない理由もあります。虫がかじったり引っ掻いてできたようなもの、実ができ始めた初期になにか硬いものとあたってできたようなもの・・・。それらは人間に例えていうと「かさぶた」にあたるものです。けがをして、野菜自身の生命力でそれを修復しよう治そうとして、その部分は茶色く固くなります。有機野菜にそんな「かさぶた」ができやすい理由は以前のコラムに書いたとおりです。とくに傷んでいるわけでも腐りでもないわけで、また有機農業を応援していく観点から、大変申し訳ありませんが、程度によってはセンターでは「かさぶた」のある野菜もみなさまにお届けさせていただいております。
 


トマトにワレが生じるのは・・・

またトマトについては、ヘタの部分にワレがあるものも一部お届けさせていただいています。ただし、そこからすぐに傷んでしまわないようにワレが乾いていることが条件です。塔原生産者・堀田重好さんにワレのできる理由を伺ったところ、まずトマトは水遣りのタイミングや量が難しく、いっぺんに水分量が多かったりするとワレやすいとのことでした。よく聞くのは晴天がずっと続いて、実がぱんぱんにはちきれんばかりに育ったころに雨が降ると、トマトが水分を急速に吸い上げて、皮の成長するスピードが追いつかず皮がパンっとはじけるということです。ですから今は、露地栽培というのは非常に少ないそうです。塔原でもハウスや、トンネルなどで雨をしのぐような栽培が多くなっているとのことでした。
もうひとつは、完熟ちかくまで木にならしておいてから収穫するため、よりいっそうワレがでるようです。一般に流通しているものはまだ青く硬い状態で収穫、流通させる途中で赤くなっていくのでワレが発生しにくいですが、そのぶん酸味・甘みなどの味が十分にのりきらないトマトになりやすいです。
(センター・杉本)



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