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有機生産者をとりまく状況から有機野菜の活用方法まで、
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風による野菜の「スレ」は有機ならでは!

夏野菜の代表格であるナス・キュウリ・ピーマン。センターでの検品によって気になるのは、風によって葉っぱとこすれる「スレ」によるキズ。とくにキュウリは表面もすべて生で食べるのだから・・・とキズの範囲が広いとセンターで判断したものは生産者に確認していただくよう返すことがあります。ナスやピーマンもところどころ茶色いあざのようなものがありますが、これも「スレ」。多少は自然相手だから仕方がないと思いながらも、では慣行栽培はどうしてきれいなんだろう?慣行栽培だって風による影響は受けるはずなのに、とも思っているからです。
ところが有機栽培というのはそう単純ではありませんでした。塔原生産者・藤原秀和さんにお話を伺ってびっくり!たとえばナスは、有機栽培では背丈はせいぜい50cmほど。ある程度の収穫量を見込もうとすると枝を何本も仕立てる必要があるので、結果として枝が込み合う状態になり実と葉っぱがすれてしまうのです。栄養価の高い露地栽培ならではでもあります。特に強風の日が多い年はキズがたくさんできます。いっぽう慣行栽培なら枝が4本仕立てで十分なんだそうです。さらに化学肥料を与えるので背丈が150cmくらいにもなるので、実成りがよく、葉っぱにすれることがないのだそうです。しかもハウス栽培なら風の影響もほとんど受けません。ただ、温度変化によって傷みが出やすく、有機野菜の価値を高めていくこと、お店やレストランでの利用も多いので、生産者とも相談の上「スレ」の程度による出荷見合わせが課題です。
(センター・杉本)


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