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有機生産者をとりまく状況から有機野菜の活用方法まで、
幅広い話題でコラムを掲載していきます。

「使い捨て時代を考える会」の縁故米運動

 京都のNPO法人使い捨て時代を考える会では、「お米の生産と消費を安定的に持続していく」という目的で、縁故米運動という取り組みを2006年より行っています。

 規制緩和による米価格の低下や生産者の高齢化など、日本の稲作に対する逆風は強まるばかりです。日本の稲作農家を守るとともに、消費者も安心安全なお米を安定的に得ることが、縁故米運動の趣旨です。

 縁故米運動まにゅある

 

 もともと「縁故米」というのは、親類や知合いの農家から贈られたり、廉価で購入したりするお米のことですが、ここでは生産者は食べて頂く方のことを思いやり、消費者は顔なじみの生産者のことを思い浮かべながら、お互いに支えあっていこうという思いが込められています。

 縁故米運動の具体的な活動のひとつとして、縁故米基金という制度があります。消費者が買い取ったお米の量に応じて寄付する(1kgあたり20円)制度で、積み立てたお金は、生産の維持や後継者育成、不足時のための備蓄、天災時の支援などにあてられます。

 また玄米備蓄ということを消費者に勧めています。将来の生産量の減少や価格の暴騰にそなえ、今のうちに家庭でお米を備蓄しておこうということで、簡単に保管する方法を案内していますので、愛農の会員の皆様にもご紹介したいと思います。


家庭で簡単に保管する方法

使い捨て時代を考える会の
『家庭で出来る
虫のわかない
玄米備蓄マニュアル』より

  1. ポリタンク等、密閉できるものに玄米を入れる
  2. 容器内の酸素を減らして劣化を遅らすために、ドライアイスをティシュに包み封筒などにいれ、容器にいれる(ドライアイスが気化して容積が増えるので、容器は密閉しない。密閉すると爆発する可能性があり、大変危険です)。 
  3. 約半日後容器のふたをしっかりと閉めて保管する。
  • 気化したドライアイス(炭酸ガス)で空気が追い出されて、ポリタンクの中の酸素が減り、玄米の酸化を遅らせることができます。
  • これで2年は保管できるとのことですが、精米すると乾燥で割れる場合があるようですので、玄米で食べることをお勧めするとのことです。

 

 


愛農でも使い捨て時代を考える会に倣って、愛農の生産者、ひいては日本の農家を守る活動に、少しでも関わっていきたいと思っています。

(センター 村上)

 

安全農産供給センター [相互リンクしています]

NPO法人「使い捨て時代を考える会」を母体として、自分たちの暮らしを見つめ直す活動の中から安全な食材を共同購入するために、生産者も含めた会員の出資によって設立されたのが「安全農産供給センター」です。


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