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お米生産者の状況について

稲作農家の時給は179円!?

 少し前の情報ですが、農水省情報統計部による稲作農家の家族労働報酬が紹介されていました。2007年は全国平均、一日8時間で換算して1,430円、つまり時給では179円だということでした。ちなみに2006年は256円でしたので77円も下がったことになります。有機農業はもっと時間がかかっているはずですから有機農業で統計を出したらいったいいくらになるでしょうか? 

稲作農家は生活していけるのか?

先日も大阪愛農にお米を納めてくださっている生産者の方から「近年、お米の値段が下がっている傾向にある」との話がありました。統計で紹介されている、ここ10年以上の各銘柄のお米の値段の推移をみても、ほとんどのお米について値段が下がっている状況です。さらに2、3年前でしたか、ある愛農生産者の収支を見せていただいたことがありました。結果はマイナス。ただ、その方はお米以外の収入もあるのでどうにか生活はできるようですが、その方がおっしゃるには、お米生産者が大型化し専業になればなるほど収支はマイナスになる、兼業でなければやっていくことは難しいとのことでした。さらに「息子の方がサラリーが多く複雑な気持ち」とおっしゃっていました。

経費はいくらかかる?

農業では生活していけない・・・と実感したことがあります。お米でいえば、機械だけでも必要な経費はトラクター120万程、コンバイン600万以上、田植え機400万以上、乾燥機、もみすり機、管理機・・・・・・合計で1200万以上にもなります。耐用年数は5から10年。これ以外に肥料代や合鴨農法なら合鴨の餌や電機柵、マルチならマルチ資材が必要になってきます。

全国的にお米の消費量が減っています。よく言われる話では昭和35年の一人当たりの消費量は約120kg、現在は半分の約60kgです。一ヶ月約5kgくらいです。昨年より一袋でも多く利用し、国内自給率をあげ、生産者を元気づけることができれば・・・と思っています。

 
(センター・杉本)
 

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