有機生産者をとりまく状況から有機野菜の活用方法まで、
幅広い話題でコラムを掲載していきます。
豊作の里芋で作ろう!「里芋湿布」
昔から毒だし,熱とりとして愛用されてきた方法
愛農の会員さまからご紹介いただきました「里芋湿布」。
熱のある痛みや打ち身ねんざ、のどの痛みなどの炎症をとってくれる食養手当て法(民間療法)で、昔から愛用されてきた方法です。
紹介くださった会員さまも、食養の講座や本などで学ばれ、もう数年来利用されているとのことです。
材料と割合
○里芋 5
○小麦粉 5 (練って耳たぶの柔らかさになる位)
○土しょうが 0.5 (里いもの1割程度)
○焼塩 適量 (必要に応じて)
作ってみよう!
- 里芋の皮を少し厚くむき(薄くむくとかゆくなるので)、すりおろす
- 1.と同量の小麦粉,里芋の1割のおろししょうがを混ぜ合わせる
- これを布や和紙に厚さ1cmにのばして包み、患部に貼る
- 4時間から5時間したらとる
チェックポイント
- そのつど作るのが一番いいのですが、数回分を作ってビンに入れ、冷蔵庫に入れておいても数日は大丈夫。
- かぶれやすい方は、芋と粉の量の約1割くらいの焼塩を入れて一緒に混ぜるといいです。また、前もってごま油を肌に塗ってから湿布を貼るのもいいです。
- じゃがいも(皮をむかない)でも代用ができます。
- むいた里芋の皮は油で揚げて塩をかけたり、刻んでキンピラ風にすると無駄がありません。
食養手当て法(民間療法)をくわしく知りたい
「里芋湿布」をご紹介くださった会員さまから、教えていただきました。
- 参考図書 東城百合子著『家庭でできる自然療法』
- 株式会社あなたと健康社
東城百合子主幹による『あなたと健康』誌発行、各種講座開催
〒157-0066 東京都世田谷区成城2-35-13
電話:03-3417-5051
- 少食健康生活サポートセンター「さくら」
西式甲田療法に基づく少食健康法。啓蒙活動と実践者のサポート
〒581-0869 大阪府八尾市桜ヶ丘2丁目228 甲田医院内
電話:072-991-7191
HPアドレス:http://www.kouda-clinic.jp/sakura-top.htm
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