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有機生産者をとりまく状況から有機野菜の活用方法まで、
幅広い話題でコラムを掲載していきます。

有機JASマークの 認証について

  普段皆様にお届けしている野菜に
「有機JASマーク」がついているものがあると思いますが、これは「有機野菜」であることを、正式に認められた証拠といえます。
 これ以外にセンターが取り扱っている野菜として、?入荷してきた時点では有機JASマークが付いていますが、センターで袋詰めするためにJASマークが付いていないもの(ウィークリーで“マーク無”と表示しているもの)、?自然農法や有機栽培レベルの栽培を行っていても有機JAS認定を受けていないもの(ウィークリーで“ム・ム”と表示をしているもの。無化学農薬・無化学肥料を意味します)があります。
 認定を受けている、いないに関わらず生産者の方々は、みな真剣に野菜を造っておられるので、センターとしては基本的に両者を同等に扱っていますが、認定を受けるために提出書類の作成や年に1回認定機関からのチェックを受けるための経費等、手間がかかっていることも事実です。
 ちょっと前置きが長くなってしまいましたが、センターとしては、有機生産者の負担を少しでも軽くすべく、塔原の生産者を中心に一部の生産者の有機JAS認証取得業務の補助を行っています。
 センターが直接責任者として担当する有機JAS生産者は、全部で13家族あるのですが、そのうち柑橘の生産者を除く9家族の生産者は、皆さん少量多品種で行っており、認定機関に提出書類も膨大なものとなるため、毎年10月くらいに中間チェックを行います。
 今回農産担当の廣道とともに、2日間にわたり9家族の書類のチェックを行いました。書類の製作自体はさほど難しくはないのですが、毎日日記を書くようなもので、基本的には日々行わなければならず、アイテムや畑が多いと非常に“じゃまくさい”作業です。有機JASマークのついているシールや袋、箱等の管理もさらに“じゃまくさい”作業になります。生産者によっては年間何千という有機野菜を出荷するため、当然その数量のシールや袋を使用します。誤差は使用量の0.5%以下しか認められません。
 この件は監査機関の実際のチェックの事を書かせて頂いた、No.34(2月第2週)のおまけ冊子でも触れましたが、1,000アイテム出荷したら6枚シールや袋の誤差があればアウトです。シールや袋の管理に気を付けながらの出荷作業は想像以上に大変です。正直ぴったり合う方が逆に“あやしい”とも言えるかもしれません。
 ここ数年このチェックを行っていて思うのは、生産者の高齢化です。70?80代の生産者にとっては、有機JAS業務の負担は非常に大きく、生産量が減っているにも関わらず、負担は大きくなっていっています。皆さんまだまだ元気とはいえ、私が愛農に関わった10年前に比べて、確実に高齢化は進んでいます。跡継ぎのいる方もいらっしゃいますが、多くの方は自分の代で終わりと話されています。
 なにか寂しさを禁じ得ない、2日間となりました。
営業推進部 村上


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