ホーム > オーガニックライフを楽しむ > 有機コラム >『農こそパフォーマンス』の会議に参加しました

有機生産者をとりまく状況から有機野菜の活用方法まで、
幅広い話題でコラムを掲載していきます。

『農こそパフォーマンス』の会議に参加しました

 12月5日(土)に神戸学生青年センター・ホールで開催された、『農こそパフォーマンス』の会議に参加しました。
『農こそパフォーマンス』とは農を変えたい!関西ネット”が提案し、その事務局を担っている「有機農業の日」運動が始動しています。そこで今回の“農こそシリーズ”のイベントは、この「有機農業の日」運動との合同企画で行われました。

「有機農業の日」運動ホームページより

 参加者はセンターからは、5名、あとは、有機農業の生産者、流通関係の方などで総数二十数名でした。

 有機農業推進法が成立してから、今年で9年になりますが、有機農業の面積のシェアは増えているとはいえ0.2%位にとどまっています。有機農業を広げていく、もっと知ってもらう仕掛けをするきっかけを作るために、12月8日を有機農業の日として、制定することになりました。この日の会議は今取り組んでいることも含めて、2016年から開始するイベントの提案などを発表して意見交換をしました。

まず、実際の取組発表ではコープ自然派が、原発事故、農業従事者の減少・高齢化、農政の不在など、有機農業推進法の成果が見えてこない中、コープ自然派が取組んでいる、とくしま有機農業サポートセンターの活動、10t車を利用した地方と消費地の省流通、生産者と消費者の価格の6:1:3化の徹底、今後の取組として、欠品をなくすための余剰農産物の処理、農産物の全量買い上げなどを発表されました。
 

 次はオーガニック映画祭をほぼ一人で開催されている坂東さんのお話しを伺いました。農薬、遺伝子組み換え、環境、食育を題材とした映画祭を年に1回開催されています。今年の9月はセンターも参加した府立農芸高校で開催されました。有機農業をあまり知らなかった農芸高校生たちがオーガニックを学び、参加者が有機農産物を買うことによって環境を守るということの気づきにつながり、有意義な上映会になったそうです。今後の取組としては、教員、栄養士、PTAの勉強会に有機農業をテーマにしたものを取り入れてもらう、消費者が畑に自由に見に行ける日を作るなど提案されました。
 

センターの宮脇からは、センターが農地を持って生産者となり、有機農産物の価格を下げて、一部のお金持ちだけでなく、限られた予算の中でやりくりしている若い消費者にも買えるようにする事を目指すという発表がありました。

 この発表の後、生産者、流通関係の8名の方からの現状報告と提案がありました。

・長年有機農業をしているが、虫の減少がすごい、昔はトンボだけでも20種類は数えられた。虫だけでなく、生き物の数が減った。

・畑にきてもらって作り手の顔を知ってもらう。生ごみをたい肥にして、それを畑にもらって、作った作物を買ってもらう循環を作る。

・自治体を巻き込んで、地域ぐるみで子供たち、親たちに食育をする。

・少子高齢化で医療費が圧迫されているが、有機農産物を食べている人が健康寿命を延ばしていることを数値化できれば、注目を集めるのではないか。

・スピード社会から取り残されてた若者を畑に呼び込んで、活躍してもらう。

・2016年に開催する徳島のオーガニックフェスタで人を集める。

・拡大路線(流通)ではなく、地域密着型で生産者と消費者を結び付ける。マルシェなどのイベントで有機農産物を広める。

 

 上記の意見を受けて、あとは質疑応答に移りました。愛農の廣道も発言しました。普段食べているパンの袋の裏側を見てなんでこんなに沢山の添加物を使っているのだろう、こんな物は体に必要ないのでは?という気付きから、もともと興味があった食品業界に転職して今や農作業までしている話には、参加者の方々の共感をよんでいました。

 また自家採取の話に関しては、全員が時間をおして盛り上がりました。私も個人的にすごく興味があったのでもっともっと聞きたかったのですが、定刻をすぎたので、最年少の江南が参加者を代表して最後に、配達しているお客様が「野菜を待っていたの」と笑顔で受け取ってくれる事に仕事の喜びを感じている。この会議に参加できて自分の仕事に大きな意味があることを確信した、また参加したいとの意見を述べて閉会しました。オーガニックという循環型農業はセンターの理念の1番に挙げられています。私ももっと勉強したい、農作業をしたいと考えています。有意義な1日でした。

 

会員事業部 受注チーム 増井



一覧に戻る



メールでのお問い合わせ
ページトップへ