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オーガニック大阪 研修会報告

 1月16日土曜日に大阪府堺市南区にある鉢ヶ峯フラワー農園コスモス館で開催された『オーガニック大阪研修会』へ、センター職員8名で参加しました。

オーガニック大阪は、仲野さんの野菜セットでお馴染みの生産者、仲野忠史さんが代表を務める有機農業推進団体で、大阪オーガニックマップ(http://osakaorganic.jimdo.com)の作成など様々な活動をされています。

 会場において「わたしの有機農業経営」と題して、仲野さんから講演があった後、近くにある仲野さんの圃場見学に行きました。

実際に現場を見ながらの栽培技術の説明はとても参考になることがたくさんありました。

 例えば、タマネギは市販の穴あきマルチを使用することが一般的ですが、仲野さんの場合、穴の開いていないマルチに、どこにでも生えている雑草のセイタカアワダチソウの茎を使って小さな穴を開け、苗を差し込むだけにされているそうです。最低限の穴を開けることによって、より雑草の発生を抑制できるとのことです。

 そして7月-8月の夏の一ヶ月間ほどは、透明マルチを張り、土壌の太陽熱消毒をします。そうすることにより害虫と雑草の両方を抑えられるそうです。

 


ビニールハウス(無加温)の中では、ウスイエンドウが徐々に収穫を迎えていました。暖冬の影響で最近までトマトが植わっていたそうですが、さすがにもう美味しくないということで片付けられたそうです。  また、伝統野菜の栽培にも力を入れられていて「毛馬きゅうり」「天王寺かぶら」「田辺大根」などの自家採取を続けられているそうです。ここで固定種についての説明もありました。野菜の種には大きく分けて、昔からある固定種と種苗会社によって開発されたF1種があります。固定種は自家採種によってまた同じものが栽培できますが、F1種は自家採種しても遺伝の法則により同じ性質のものはできません。その為毎年種を買う必要があります。また、F1種は慣行農業に適するように味よりも見た目や輸送性を重視した品種もあります。農薬や化学肥料の使用を前提としているため、有機農業には適さない品種もあります。そういった面からも固定種の自家採種による存続は、有機農業における重要な使命とも言えます。伝統野菜をお見かけの際は、ぜひその野菜本来の味を味わってみてはいかがでしょうか?

 最後に仲野さんのブロッコリーとキクナが来場者全員にプレゼントされ、終了しました。とてもみずみずしいキクナと立派なブロッコリーでした。

 今後もこのような研修会に積極的に参加し、有機農業への知識を深めたいと思います。

 

営業推進部 白井



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