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マサラチャイの香りに誘われて

  チャイ好きの私がチャイに出会ったのは十数年前にさかのぼります。当時話題のインドカフェが大阪市内にありました。カレーやナン、スイーツとどれも美味しく定評はありましたが、寒い季節に飲んだそのお店のチャイは格別でした。それから冬になると、チャイを求めて、いろんなお店を探す日々が続きました。しかしあのインドカフェを越える本物の味に出会うことはありませんでした。また海外の食材を集めた店舗で置いてあるチャイも試しましたが、どれもインスタントのためか、その味はチャイではなく「チャイ風味」という感じで、満足を得られず、もうチャイ探しもあきらめていました。そんなところに今回、コーヒーでおなじみの「アンナプルナ」の山岸さんからチャイの取り扱いのお話があり、早速試飲と作り方のレクチャーに来て頂けるという事になりました。チャイに目がない私は、ワクワクしながら立会いさせて頂きました。


チャイの淹れ方

  山岸さんは学生時代に北インドに滞在し、現地人が通う大学を卒業されています。その期間中に「おふくろの味」のカレーの作り方を学ばれ、最終的には現地の皆さんにも評判になり、逆にインド人にカレーを振舞ったこともしばしばあるそうです。カレーだけでなく、チャイも同様に現地で学ばれたスパイスと茶葉を選定し、製品化されているそうです。

  チャイの淹れ方を簡単に説明すると、まずお鍋に水150ccを煮立て、茶葉を一杯入れます。紅茶の色が出てきたら同じく150ccの牛乳を入れます。そしてしばらく煮ると茶葉がポットの中で飛び回る「ジャンピング」といわれる現象が始まります。ここを目安に火を止め、茶こしで濾します。再び加熱し、好みの砂糖を適量(約30g)入れ、チャイマサラもティースプーン1/3から1/2ほど加えて混ぜ合わせ火を止めます。

  健康を意識される方には驚く砂糖の量ですが、これこそが本場の味なのです。その代わりにインド人は大きなカップでは飲みません。お菓子を食べるような感覚でチャイを飲むのでチャイのカップのサイズは、通常のティーカップの半分から3分の1程度の大きさです。また、通常サイズのカップでチャイを出すところでは、大量の砂糖を入れたチャイを2人で分けあって飲むそのだそうです。これもアットホームな感じで良いですね。

 山岸さん曰く、チャイは「牛乳」が肝心だとの事。ちなみに山岸さんは味においては「あいのう牛乳」がおすすめだそうです。
またチャイを入れる際はノンホモジナイズ牛乳をご使用するとより美味しく味わえます。ホモジナイズ処理された牛乳では茶葉に浸透せず色も味もなかなか出ません。脂肪分が茶葉に絡まってしまい悪さをするからだそうですが、ノンホモ牛乳は脂肪分が不均一なままなので良い具合に紅茶が抽出されるようです。

 

 


スパイスマサラ

 さて、チャイのスパイスチャイマサラの中身を伺いました。ジンジャー、ナツメグ、カルダモン・・・。後は秘伝のため企業秘密とのこと。これらのスパイスはどれも胃腸の健康、体を温める、痰を取り除く、発汗、アロマ効果などがあり、緊張と疲労を取り除く等の効果があります。風邪の引き始めや、寒い季節のアウトドア(熱々のチャイを水筒に入れて!)、ティーブレイク時にぴったりな一杯なのです。心も体にも温かいチャイ、ぜひお試しください。 

(ウイークリーおまけ冊子2015年2月第2週号掲載 文章:プロモーション部 芋縄)

 



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