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子どもたちのランドセル

高級なランドセルの必要性とは

 梅雨が明けると同時に来年、小学校入学を控える子どもたちのランドセル商戦が始まろうとしています。2年前、小学校に入学した長女には相場の5?6万円のランドセルを購入しました。今時の小学生は高級ブランドハンドバックのような価格のランドセルを持つのかと驚きましたが、信頼できるメーカーのものはその値段のものしかありませんでした。「6年間使用するものだし普段は親戚のお下がりばかりだし」と思い切って購入しました。

 しかし小学校に通いだした娘は毎日重たそうに汗をかいて帰ってきます。教科書を入れたランドセルを体重計に乗せたらなんと5.4kgもありました。長女の体重は19kg足らずです、背負うときも一旦、寝転んでから肩に乗せる感じで体の骨がどうかなりそうです。とある日はランドセルに、体操服袋、給食袋、水筒、かさなどが加わり子どもはふらふらです。

 


戦地で被害を受けた 子供たちのランドセルの使い方とは

  自分の子どもの心配と同時にこのような情報を見聞きすることになりました。昨年からのシリアの爆撃で毎日、現在に至るまで多くの子どもの命が悲惨な形で失われているという情報です。奇跡的に生き延びた子どもたち、また爆撃地から離れた土地の子どもたちは勉強する校舎も無く、外や狭い小屋の中で勉強をしています。日本から送られた中古のランドセルを嬉しそうに持ち、そのランドセルを机代わりにする姿も報じられていました。それを見た私は、恥ずかしくなりました。

 娘の為とはいえ、無知で親のエゴのために高級なランドセルを買い与えたことを。

 


機能性重視の鞄 ランリュック

  そこで、次女は「ランリュック」を購入することにしました。ランリュックとは「ランドセル・リュック」からきた名称で京都府南部および滋賀県・大阪府・奈良県の一部の公立小学校約120校以上の小学生が使用する布製のリュックサック状のカバンのことです。 ランドセルの丈夫さとリュックサックの軽さを合わせ持つ、機能性重視の鞄なのです。

 

 京都では交通安全のために、道路の危険標識を意識したデザインで、黄色いランドセルとして、昭和43年、京都で誕生したそうで価格も1万円以下です。

私が娘に選んだランリュックは「なっぷらんど」と言って小樽市の小学生の8割が使うものです。こちらも「ナップサック、ランドセル」の略で小樽市が発祥地です。小樽と言えば雪も多く、坂道も多い町です。そんな町で昭和45年ごろ、小学生が重たいランドセルを背負って通学する様子を見て、なんとかできないかと考えた教員がいました。それで小樽カバン組合が、(1)比較的軽くて、(2)ランドセルのように丈夫なものを考慮し開発したそうです。価格は6千円程度です。カバンの老舗、ACE(エース)社の製品で、小樽市だけでなく、札幌圏でも販売されるようになり、道外からの注文、大人の女性からの注文もあるそうです。私の友人もさっそく自分用に購入しました。カラーも10種類以上。ランドセルよりこっちが良いと長女も買い替えを検討しています。お子さん、お孫さんのランドセルの選択に入れられてはいかがでしょうか?

 

プロモーション部 芋縄


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