
1975年に私たちの活動は始まりました。もう農薬を使う農業はいやだ、自然の恵みそのままの野菜を消費者にとどけたいと願う農家と、安心・安全な野菜を探し求めていた消費者が手を携えてのスタートでした。単に農家と消費者のそれぞれのニーズを満たすためだけではなく、食と農の本来あるべき姿を取りもどす運動でした。それは、物質的な豊かさを手に入れるために工業化と自然破壊に狂奔していた当時の日本で、自然の恵みにあずかる感謝のなかで日々生かされる人間のあり方を取り戻すことでもありました。
活動が始まって2年後の1977年、私たちのセンターは農家と都会の消費者をつなぐ流通を担うために設立されました。そして今日にいたるまで、作り手とそれを支える消費者の皆さんの想いに助けられながら美味しくて安全なたべものを届けてまいりました。
有機農業自体が世に知られていなかったあの時代から、大きく世の中は変わりました。いまでは、あふれんばかりのカタカナ言葉が、その変遷の大きさを教えてくれます。オーガニック、グリーン、ナチュラル、エコ、アグリ、それにスローやロハス等々いたるところでこうした言葉を目や耳にします。新しい言葉は間違いなくこの間に人々の意識が変わったことをしめしています。いまでは農業がブームとさえいわれています。メディアは食や健康に関する情報や新しいライフスタイルの紹介であふれています。
でも、私たちの先達が35年前に訴えた食糧の質的危機、食糧の量的危機、そして日本の農を支える人的危機はなくなったのでしょうか。いや、いまも現にこれらの危機は存在するばかりか、より深刻になりグローバル化しています。35年を経て日本の農業は衰退の淵に追いやられ、国土は荒んだ姿をみせております。食糧が金融投機の対象にされている一方で、飢餓で苦しむ多くの人々がいまも世界に存在します。世界中で農地や水、種子の争奪戦が水面下で進行しています。何も問題は解決されていないばかりか、さらなる不安と対立のタネが蒔かれ続けているのです。
私たちがやってきたことは小さなことだったかもしれません。それでも、こうした状況下だからこそ日本の食と農を本来のあるべき姿に戻したいのです。自然と共生する人間にその恵みとして与えられる食べ物。それを求める人がもっと増え、それをつくる農家がもっと増えれば、私たちはもっと健康になり、私たちの国土はもっと美しく豊かになるはずです。いま一度、私たちセンターの原点を見つめなおしています。新鮮でおいしい有機野菜をお届けすること。命を見つめたこだわりの食材をお届けすること。食する人にも作る人にも元気になってもらいたいこと。そして、私たちセンターも元気にその務めを果すこと。社員皆と心を一つにして、いまここに新しい出発です。どうぞ、一人でも多くの方がこの元気の環に加わってくださればと願っております。
株式会社大阪愛農食品センターは、
「正しい食べ物」を通して、国民の健康を守ります。
株式会社大阪愛農食品センターは、
「正しい食べ物」を通して、生命尊重の正しい価値観をつくりあげます。
株式会社大阪愛農食品センターは、
社員を同労の友、良きパートナーとして位置づけます。
株式会社大阪愛農食品センターは、
「正しい食べ物」を通して、愛農精神の普及に努めます。
| 会社名 | 株式会社大阪愛農食品センター |
|---|---|
| 代表取締役 | 山下 逸喜 |
| 設立 | 1977年(昭和52年)9月 |
| 資本金 | 51,545,000円(2010年5月現在) |
| 取引銀行 | 近畿大阪銀行 深井支店 |
| 本社 (センター) |
〒599-8264 大阪府堺市中区小阪西町8-8 |地図を表示| TEL:072-270-5411/FAX:072-270-5410 |
| 有機農産物 集配センター (山田営業所) |
〒593-8316 大阪府堺市西区山田3-882-3 |地図を表示| TEL:072-349-3901/FAX:072-260-5833 |
| 事業背景 | 水俣病をはじめとする公害問題が社会問題として取りざたされた昭和50年代初頭、農薬や化学肥料を用いない「有機栽培」に取り組む生産者農家、また本物の農産物・安全な食品を求める都市消費者、そしてその架け橋となる配送部門が手を結び、有機農産物を中心とした食品流通が始まりました。 |
| 事業内容 | 1. 有機農産物及びそれに準ずる農産物、水産物、畜産物の販売、有害添加物を使用しない加工食品の製造、販売 2. 前号に付帯関連する一切の事業 |
| 主要取引先 | 愛農ネットワーク参加団体(十数社) 高槻市、茨木市、吹田市、箕面市 他各学校給食会 その他、有機農産物を取り扱う提携諸団体 |
| 主要取扱品目 | 米・野菜・果物・畜産物・水産物・加工品・台所用品・石鹸・化粧品類・オーガニックコットン・浄水器 |
| 1975年 | 9月11日、「複合汚染講演会」開催が契機となって消費者と全国愛農会の生産者が提携を開始 有機農産物の生産、消費で話し合う事となる |
|---|---|
| 1976年 | 7月31日、大阪府堺市豊田1783番1に集配センター竣工 |
| 1977年 | 1月11日、臨時総会を開催。茨木鶏卵直売店と合併 9月7日、株式会社大阪愛農食品センター設立 資本金400万円、事務所を堺市小阪西町に置く |
| 1978年 | 会社事務所を集配センターへ増築移転 |
| 1983年 | 摂津営業所(北センター)を開設 |
| 1987年 | 茨木鶏卵直売店との合併解消 |
| 1989年 | 資本金2,000万円に増資 |
| 1990年 | 資本金3,000万円に増資 |
| 1991年 | 10月14日、本社並びに集配センターを堺市小阪西町へ移転 |
| 1998年 | OCR受注システム導入。受発注の高効率化を図る |
| 2008年7月末 | 新しく営業所を開所するため、摂津営業所(北センター)を閉鎖 |
| 2008年9月 | 堺市西区に愛農有機農産物集配センター(山田営業所)を開所 |